７月７日に倉敷市立琴浦中学校で「職業講座」が行われ、当社も授業を行ってきました。これは、２月に予定されていた倉敷市キャリア教育推進事業「企業学び楽舎」の出前授業が新型コロナ拡大により延期となっていたものです。

倉敷市キャリア教育推進事業「企業学び楽舎」は、中学生の皆さんに様々な職業に対してより理解を深めていただき、将来地元就職をイメージできるよう、企業が中学校へ出向き、仕事の話をしたり、サービスを紹介したりする事業で、昨年度から開催されているものです。

最初に、当社や建設業についての説明、琴浦中学校の周辺にある施工物件の説明をしました。

現場で働いている社員からは、今行っている工事の紹介を行い、その中で使用している高さを測る機器（レベル）の説明も行いました。

説明の後、レベルの操作体験をしてもらいました。

最初に、高さを示す「スタッフ」の見方の練習をしましたが、なかなか難しく、皆さん数字を読むのに必死。

その後、生徒の皆さんに教室内で４地点を実際に測量してもらいました。１地点目はなかなかレベルのピントが合わなかったり、「スタッフ」に正確に方向が合わなかったりと苦戦していましたが、２地点目以降はスムーズに測量でき、測った高さも皆さんほぼ正確で、社員も驚いていました。

今回の授業にあたり、「どのように説明したら中学生の皆さんに分かってもらえるか」「建設業に興味を持ってもらうにはどのような体験をしてもらったら良いか」といったことを、部門を超えて検討を行ったことで、社員の成長につながるとともに、当社にとっても大変勉強になるイベントとなりました。

今回の授業で、建設業をより身近に感じてもらい、将来の進路選択の参考になればうれしいです。